きじ

海外サッカーの試合を観戦した感想、分析等

ヤードキング??

 

 

みなさん、こんにちは。みるりあるです。

まずはこの記事を開いていただきありがとうございます。

個人的にSVでは初、剣盾の末期以来の最終3桁を達成できたので久しぶりに構築記事を書いてみました。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

あとポケモン友達募集中なのでTwitterフォローなどいただけるとすごく喜びます。

 

 



 

使用構築

一応レンタル構築を公開しておくので興味があればご使用ください。

レギュレーションCではヤドキングはかなりキツイと思うので需要はないかと思いますが…

ヤドキングの調整、使用方法については有名実況者のバンビーさんの動画を参考にさせていただきました。

 

構築経緯

ヤドキング

パラドックス解禁後チョッキポケモンが重要になっていたのでなんかおもしろいサイクル適正があるチョッキ持ちいないか探していたら2月にバンビーさんが動画で上げていたヤドキングが割とやれそうだなと思い組み始めとしました。

②補完としてドドゲザン

次に単純にヤドキングから見た相性補完を考え、ハバカミのシャドボに引ける&その後ハバカミに戦えるポケモンとしてドドゲザンを採用しました。ヤドキングの弱点はあく・ゴースト・くさ・でんき・むしなのでその内3つを半減できるドドゲザンはえらかったです。他に候補としてはトドロクツキやサザンドラがいましたが打ち分けできるハバカミには話にならなかったり、単純に択産みモンスターのくろいメガネドドゲザンを使ってみたかったので採用しました。

③スカーフイダイナキバ

このルール開始直後からずっと使い続けているスカーフイダイナキバを相性補完など考えず使っていました。後付けするなら一応でんきとあくに有利ではありました。普通にスカーフを考慮されることが少なくエース兼スイープ要員として愛用していました。

④物理受けアーマーガア

特殊受けはヤドキングで十分なので物理受けとしてアーマーガアを採用しました。他にはHBカイリューやHBミトムも試しましたが、パーティの見た目としてツツミのフリドラが一貫してしまい、有象無象に受け出し可能なアーマーガアを採用しました。

⑤タスキハバカミとハチマキセグレイブ

上記の4匹は割と早めに固まっていたのですが、残り2匹がとても苦労しました。というか構築を組む時に最も苦労するのは残り2匹を決める作業なのはみなさん同じかと思いますが…

コノヨザル対策や色々なことができるアタッカーを探してブジンやマリルリを試しましたが結局使用率1位のポケモンは強い。

ガッサやキョジオーン対策には火力で押し切ることで対策としようと思い、使用率2位のハチマキ破壊神を採用。

結論使用率が高いポケモンは強い。

 

個体解説

ヤドキング

ヤドキング

特性:さいせいりょく

持ち物:とつげきチョッキ 

テラスタイプ:ほのお

性格:ひかえめ

H201(244)-×-B100-C152(+152)-D138(60)-S57(52)

 

調整意図

HCベース

S:無振りヘイラッシャ抜き

HD:おくびょうハバカミのシャドボ確定2耐え

  ひかえめ特化ツツミのフリドラ確定2耐え

C:無振りツツミにかえんほうしゃで高乱数2発(96.87%)

 

バンビーさんの動画を参考に少し調整を加えてみました。じわれが怖いのでSはヘイラッシャ抜き。環境トップのハバカミやツツミなど特殊高火力に対してメガネ以外の型であればテラスを切らずに打ち勝てるよう調整しました。

メガネであればほのおテラスを切ることで勝つことができますし、何よりえらいのが特性のさいせいりょく。次の攻撃を耐えるか微妙な時は一度引けば回復可能な最強特性の一つ。

テラスタイプについてはフリドラや草技、ハバカミのメガネフェアリーテラスムンフォのごり押しを気にしてほのおを選択。テラス後のかえんほうしゃの威力上げも兼ねています。他に選択肢としてはどく、はがね、あくあたりかと思っていましたがずっとほのおを使い続けていました。

ただ最終的には終盤は受けよりのサイクルをするより対面よりの選出で戦ったほうが勝率が高く、選出できないことが多くなってしまったことが反省点です。

 

技構成

かえんほうしゃ  テラス後のメインウェポン

サイコショック  メインウェポン

くさむすび    ヘイラッシャ・キョジオーン用

・みらいよち    サイクル下の余裕ある対面で打つ

 

タイプ一致でこの環境でとてもえらい技サイコショック。ツツミやサフゴやジバコ、テラスタル後のメインウェポンとしてかえんほうしゃ。ヘイラッシャやキョジオーン用にくさむすび。そして自慢の技みらいよち。

みらいよちはこの環境で使用しているポケモンはほとんどいないかと思いますが、参考にしたのは剣盾時代の伝説環境で流行ったガラルヤドキングのみらいよちです。当時はまあまあな使用率があったガラルヤドキングですが採用理由の一つにみらいよちがあったと記憶しています。サイクル下で高火力の技を2ターン後に設置していることにより、相手に負荷をかけることや無理な交換を強いることができていたと思います。当時はムゲンダイナに打つムーブが多かったと思いますが、今回は特に仮想的はおらず、余裕がある対面でサイクル有利に進めるために採用していました。実際にHBのヘイラッシャやカイリューにも半分以上入るのでハマった時はかなりサイクル有利に進めることができました。あまり打つポケモンはいませんがヤドキングを使用するうえではかなりおすすめの技です。

(候補技)

れいとうビーム  カイリューとかが重い場合

なみのり 普通にタイプ一致技、環境的に打ちたい相手がいなかった

 

仮想敵・動き方

基本的に特殊全般に対して受け出し、さいせいりょく・みらいよちを駆使してサイクル有利に進めるように動かします。相手の特殊技は抜群でも大体2回以上耐えることができるので相手の想定外の耐久から削りを入れることができます。メガネ持ちで弱点を突かれない限りはハバカミ、ツツミ、ドクガ、サーフゴー等環境に存在するほとんどの特殊ポケモンに打ち勝つことができます。ただし常にメガネの可能性を考慮しておかないと普通に崩されかねないのでメガネの場合もケアできるよう構築・選出で一緒に組むポケモンを考えておく必要はあるかと思います。

特殊耐久が高いので特殊技1発で倒されることは絶対にないので相手の型判別もしやすいです。相手の型次第でテラスを切るかそのまま戦うか他のポケモンに引いてサイクルを回すか選ぶことができるので無限ではないですが有利サイクルで対戦を進めることが可能です。

逆に勝てない特殊ポケモンとしてはウルガモスニンフィアです。環境に存在しているウルガモスはHBに振っていることが多いと感じ、その場合はサイコショックが全然入らず、ちょうまいの起点にされてしまうので注意です。ニンフィアは普通に耐久が高く、ねがいごとで回復されてしまうので勝てません。とはいえこの2匹以外には立ち回りとテラス択次第でほとんどの特殊ポケモンに戦える、打ち勝てるようなかなりポテンシャルがあるポケモンでした。

弱点としては普通に高火力物理ポケモン、流行っていたどくびし、ほのおテラスを切った後のステロです。HP種族値が高いので物理ポケモンとやり合えなくはないですがまあ基本無理なので欲張らず他のポケモンに任せましょう。どくびしは受け気味のポケモンの天敵。メジャータイプの弱点が多いのでテラスを切る機会が多いのでサイクル下のステロは地味に痛いです。テラスを切らない場合はステロダメージはさいせいりょくによってサイクル下ではないも同然ですがテラスを切るタイミングはよく考える必要があります。

 

ドドゲザン

ドドゲザン

特性:まけんき

持ち物:くろいメガネ 

テラスタイプ:あく

性格:いじっぱり

H205(236)-A198(+196)-B100(4)-×-D138(68)-S57(4)

 

調整意図

HAベース

HB:特化セグレイブのじめんテラスじしん最高乱数以外耐え(6.25%)

HD:おくびょうメガネハバカミのフェアリーテラスムンフォ最高乱数以外耐え(6.25%)

余り A

 

択産みモンスターのくろいメガネドドゲザン。調整はメジャーなやつで採用。

耐久を優先したのでSはほぼ無振り。

特性はヤドキングとハバカミ対面のシャドボ引きを想定してドドゲザンを採用したので運次第でアドが取れる負けん気を選択しました。

本当に択が大量発生で択を通した時はめちゃくちゃ気持ち良くなれます。個人的には使い込むほど上手く扱えるようになるのでギロチンより安定すると思いました。

ヤドキングから見た相性補完を考えるとトドロクツキやサザンドラあたりのほうが良い気もしていましたが相手にかける圧とやれることの多さ、対ハバカミ性能を考えてドドゲを使い続けていました。

エスパトラ軸に圧をかけれたり、セグレイブに勝つことができたり、剣舞で物理受けを破壊できたりしたので結構使いやすかったです。

 

技構成

・ドゲザン     メインウェポン、命中・威力安定で普通に強い

・ふいうち     択産みの原因技

ステルスロック  サイクル有利にするために入れてたけど打つ機会少だった

つるぎのまい   強気に舞う

 

くろいメガネ型ドドゲザンの最もメジャーな技構成かと思います。技選択は相手がふいうち読み補助技や交換をしてくることが多いので強気にドゲザンや剣舞を押すといいと思います。

(候補技)

アイアンヘッド はがね技ない読みを相手にされることもあったのでステロと選択

 

イダイナキバ

イダイナキバ

特性:こだいかっせい

持ち物:こだわりスカーフ 

テラスタイプ:はがね

性格:いじっぱり

H191(4)-A201(+252)-B151-×-D65-S139(252)

 

調整意図

ASぶっぱ。

エース兼スイープ要員。準速スカーフで最速テツノツツミ抜きができるのがえらい。個人的にシーズン3の序盤からずっと使い続けていて、あまり相性補完などを考えずただ使いたいから使っていました。イダイナキバのS上昇手段としては基本的にブーストエナジー持ちしか考慮されていないのかスカーフをケアされず、ツツミやハバカミなどを上から破壊できることがかなり多かったです。

テラスタイプについてはくさやこおり技ケア、上からアイヘひるみ押し付けのためにはがねにしていました。選択肢としては無難に火力上昇タイプ一致のじめん、かくとうかと思います。

 

技構成

・じしん      タイプ一致安定技

インファイト   タイプ一致安定技

・アイススピナー  カイリュー用、以外と考慮されず通ることが多かった

アイアンヘッド  テラス後上からひるみ押し付け技

 

(候補技)

・はたきおとす   強いけど環境のゴーストタイプにはじしん・アイヘで足りた

・ぶちかまし    じしんで火力が足りないと感じる人はこっちを

 

アーマーガア

アーマーガア

特性:ミラーアーマー

持ち物:ゴツゴツメット

テラスタイプ:ドラゴン

性格:わんぱく

H205(252)-A107-B172(+252)-×-D106(4)-S87

 

調整意図

HBぶっぱ。

物理受け要員。

普通に固くて、対面操作ができて普通に便利だった。

テラスタイプはドラゴン。もともとはボディプレ、かくとうテラスで採用していたがドラゴンにしたことで、イルカマンやアラブリスギタケに負けないようになったので正解だった。

(シーズン終了後こうげき個体値がまあまあだったことが判明しましたが困った場面はなかったのでまあ結果オーライでした。レイド産をそのまま使用していたが故のミス。9世代あるあるですよね?)

技構成

ブレイブバード   コノヨザルやアラブリスギタケ、ガッサ用 

・とんぼがえり    対面操作技、とにかく便利

・ちょうはつ     あまり採用率が高くなかったので考慮されず便利だった

・はねやすめ     絶対確定技

 

(候補技)

・ボディプレス    途中まで入れてたが最後の方抜いたけど入れたままがよかった

・てっぺき      剣舞ドドゲやりゅうまいカイリューに崩されたのであり

 

ハバタクカミ

ハバタクカミ

特性:こだいかっせい

持ち物:きあいのタスキ

テラスタイプ:フェアリー

性格:おくびょう

H131(4)-×-B67-C187(252)-D155-S205(+252)

 

調整意図

CSぶっぱ。

普通にCSが高く対面性能が高かった。さすが使用率1位。

終盤は初手コノヨザルが多く、初手置き安定だった。

テラスタイプは一応火力増強のためフェアリーにしていたがほぼ切らなかったのでまあなんでもいい気がします。とにかく便利だった。

 

技構成

ムーンフォース  普通に強い

・たたりめ     でんじは後は火力が高くて使いやすかった

・でんじは     困ったらとりあえず打つ、麻痺より素早さ調整のために使用した

・ほろびのうた   クエス軸に本当に便利だった

 

(候補技)

シャドーボール

・ちょうはつ    受けてくる相手はやっぱりチョッキが多かったのでまあいらない

 

セグレイブ

セグレイブ

特性:ねつこうかん

持ち物:こだわりハチマキ

テラスタイプ:ほのお

性格:ようき

H191(4)-A197(252)-B112-×-D106-S152(+252)

 

調整意図

ASぶっぱ。

最終3桁達成のMVP。最終日に入り込んできた最強破壊神。

もともとはみがわり持ちブーエナくさテラステツノドクガをこの枠に採用していた。

どくびし回収、ガッサ・アラブリスギタケ対策、キョジオーン対策などとしての構築のラストピースがずっと決まらなかったのですが、最終的にこの破壊神を採用しました。

テツノドクガの時はカイリューが重かったり、アラブリスギタケとテラス択になったりで安定しなかったのですが、受けや択を一切放棄し、火力を押し付けることを選びました。これが逆によかったです。思考が受けではなく、どうやってこっちのポケモンを通すかになったことで(半ば強制的に)3桁チャレンジの試合で緊張感がある中、攻めの姿勢を保つことができました。

自分より遅いポケモンの破壊性能が高く、HBカイリューなどに受けきられることがなく、結構使いやすかったです。

テラスタイプはほのおを選択しました。一般的なハチマキセグレイブはタイプ一致のこおり、ドラゴンが多いかと思いますが、耐性を変えれて、受けに来るアーマーガアなどを破壊できるほのおは結構強かったです。

 

技構成

つららばり     普通に強い

・きょけんとつげき  ハチマキの火力すごい

・テラバースト    わりと相手の考慮外からのほのおテラバーストが強かった

こおりのつぶて   ハチマキによって先制技の火力とは思えないほど強かった

 

(候補技)

・じしん       個人的にはほのおテラバーストでこと足りた

 

キツイ相手

・キョジオーン

みがわりやおんみつマント持ちがいないのでサイクル中に一度ハマるとほぼ負けレベルで重かった。一応対策としてはセグレイブのハチマキきょけんの押し付けやヤドキングくさむすびととにかく火力を押し付けて早めに倒すことを意識していた。

 

・アラブリスギタケ・キノガッサ

キョジオーンと同様に催眠対策も特にない状態でした。セグレイブのハチマキ押し付けか眠らされたとしても突破されることはないアーマーガアで対策としていました。

アラブリスギタケは面倒くさいが火力は低いのでちょうはつ持ちドラゴンテラスアーマーガアで見ることはできていました。ほうしで眠らされたあとはちょうはつを連打することでずっと眠っている状態を回避でき、はねやすめで受けきることが可能でした。

 

・ブーストエナジーテツノツツミ

ヤドキングで受けようとした時にかえんほうしゃをアンコールされて水テラスされると実は勝てないので技選択は慎重にしないといけませんでした。

 

あとがき

個人的には剣盾終盤以来、SVでは初の最終3桁を達成でき、とてもうれしかったです。また、剣盾の時のギラティナに続いてヤドキングとそこそこマイナーなポケモンで最終3桁を達成できたこともよかったです。

今回は目標を最終3桁としていたので達成できそうなところで保存しましたが、レートは1984ともうあと1,2勝でレート2000を達成できたのでもうちょっとやればよかったかなと少し後悔もしています。来月以降は目標をレート2000として楽しくやっていきたいです。

最後にこの記事を読んでくださった方はおそらく多少なりともヤドキングに目を引かれたことかと思います。構築の組み始めとしてヤドキングから始め、かなりの期間メインとして使い続けることができていました。しかし最終盤は相手の高火力に押し切られたり、からめ手にはめられたりであまり選出できなかったことを悔やんでいます。

ヤドキングは人気がないわけではないと思うので使いたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、来月以降、レギュレーションC以降は準伝説4匹が使用可能になるので今の環境以上に動かしにくく、活躍が難しくなってしまうかと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。ポケモン友達募集中なので良ければTwitterのフォロー・DM等お願いします。

 

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